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病気とは健康でない状態、では健康とは病気でない状態→これでは答えになりません!「鶏と卵」例えば健康診断書というのは「何時までも健康であること」の証明書ではなく、健診した時点での、健診した守備範囲内が正常範囲内にあるという証明に外なりません。診断書を書いた数秒後から体の何処かで癌化が始まっているかもしれないのです。人間のこころ、すなわち精神にはさまざまなはたらきがあります。思考・感情・意欲などです。ふだん私たちは意識しませんが、これら個々の要素は、うまく連携をとってはたらいています。たとえば、朝ご飯を食べてさあ出勤というときには、「今日はAさんに会って交渉をまとめる仕事がある、うまくいくか心配だ」と思考しながら、感情的にはすこし不安になり、しかしがんばってやろうと意欲が出てくるといったふうです。これらの調和がくずれかけた、あるいはくずれた状態がこころの病気といえます。「五人の医者が同じことを示していったら、その人は本当に病気になってしまうね」例えば、健康であるが気の弱い人が、何か体の調子が少し悪い気がするので、一人目の医者のところに来た。医者は頭をかしげるだけで、「私にはよく分かりませんので、別の医者を紹介します」という。二人目の医者は、ただ首をかしげるだけで、三人目の医者を紹介する。三人目、四人目も同じ態度を示していけば、五人目の医者のところへ行ったときは、その人は完全に病気になっているだろうというのだ。まさに病は気からを現す典型的な話といえる。